園児たち一人ひとりを尊重して、最善を尽くす保育を行っています。
給食で、和食の良さ・季節感を伝えたい
金嶺会のこども園では、給食を大切にしています。
園児たちには給食を通じて、次のようなことを学んでほしいと考えています。
料理を作ってくれる人への感謝と、食への興味
給食調理室は、園児たちの部屋のすぐそばにあり、お昼前になると美味しそうなにおいがただよってきます。また調理室の窓は大きく取ってあり、どのように調理をしているのか、園児たちから見えるように工夫しています。
お昼前になると、「今日の給食はお魚かな? カレーライス? ハンバーグ?」などのおしゃべりが聞こえてきて、まるで家庭のような雰囲気をかもし出しています。園児たちと調理スタッフの距離が近いので、「今日も給食、おいしかったよ~。ありがとう。」という声が自然と出てきます。園児たちには、料理を作ってくれる人への感謝の気持ちを大事にしてほしいと考えています。
また、園内菜園で収穫したお野菜を給食に登場させたり、ホットケーキ・クッキー・さつまいも焼きなどのクッキング保育を行うことで、園児たちには食に対する興味を持ってほしいと考えています。
和食の良さ・季節感などを伝えたい
「きんぴらごぼうやひじきの煮物、せん切り大根の煮物など、和食っておいしいね。」
「春は、キャベツや玉ねぎなどの春野菜がおいしいよ。秋は収穫の秋と言って、栗やお芋、大根などがいっぱい取れるんだよ。」
「6月30日に『水無月』という和菓子を食べると、元気に過ごせると言われているよ。」
子どもたちにはこのように声掛けをしながら、季節に合った旬の食事を提供しています。
お茶のお稽古の時は、きんつば、茶きんしぼり、わらびもちなど、手作りのお菓子を使います。
また給食(行事食)では、5月の鯉のぼりのオムレツ、1月のおぜんざい、2月の節分の巻きずしなど、季節感たっぷりのメニューがいろいろとあります。
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給食(行事食)~こどもの日
給食(行事食)~七夕
給食(行事食)~ハロウィン
給食(行事食)~クリスマス
心身を育む様々な体験
思いやりの心、協調性、好奇心、挑戦意欲といった心の発達は、様々な経験によって身につき、育まれるものだと思っています。
そのため、園児たちには年間を通して様々な体験の場を提供しています。
まずは、自然と親しむこと。田植えや園内菜園での野菜づくり、果物狩りなどでは、育てる楽しさや収穫したものを食べる喜びを体験します。
知識や学びへの好奇心を高めるために、文化的なことにも取り組んでいます。
和太鼓を練習して地域のイベントで演奏発表したり、茶道のための和室も園内に用意しています。
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園内菜園~豆を収穫
園内菜園~キュウリを収穫
園内菜園~トマトを収穫
園内の和室で、茶道のお稽古
より優れた職員の登用を目指して
金嶺会が運営するこども園では、保育教諭や調理師、栄養士、看護師や事務職、運転者などの職員が協力しながら、園児たちの心と体の発達を見守っています。
人材難と言われるこども園事業ですが、職員の採用では、技能、人柄、判断力に優れた人材を登用したいと考えており、以下のような取り組みを実施しています。
新規採用の取り組み
- 近隣の大学や養成校でのリクルート活動
- 保育教諭を志す卒園児へのリクルート活動
離職防止の取り組み
- 子育てしながらでも働きやすい職場づくり
- 当法人内での出向・転籍
- 結婚や子育てによる離職のあとの、復職の支援
金嶺会のメリットは、施設の数が多く人材が豊富なため、子育てなどで休職者がいる場合は、その休職者を補ってくれる職員がいることです。また、明るく楽しく働きやすい職場であることを目指しています。
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子育て支援・親支援
金嶺会が大切にしている「子育て支援・親支援」。ここでは、地域や近隣施設との交流を中心にご紹介します。
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園児たちのために最善を尽くす
園児たちのために特に力を入れているのは、給食を通じた食育と、田植えや園内菜園、和太鼓演奏、茶道など様々な体験を積むこと。職員登用にも工夫をこらしています。
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