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人材開発研究会 第170回例会(6月5日)開催報告

 6月5日(木)京都経済センター6階 会議室6Bにて人材開発研究会 第170回例会を開催いたしました。

 今回は、会員企業からのオブザーバー参加を含む23名が出席しました。甲南大学 経営学部の尾形真実哉教授を講師に迎え、「中途採用者の組織適応課題とオンボーディング施策」をテーマにご講演いただきました。尾形教授は組織行動論・経営組織論を専門とされ、著書に『若年就業者の組織適応』『中途採用人材を活かすマネジメント』『組織になじませる力』などがあります。講演では、中途採用が重要視される社会的背景をふまえたうえで、採用者が直面する8つの適応課題(スキル習得、暗黙知の理解、リアリティ・ショックの克服、アンラーニング、中途意識の払拭、精神的プレッシャーの軽減、人的ネットワークの構築、信頼関係の構築)について解説されました。特に「アンラーニング」や「中途ジレンマ」といった概念には、多くの参加者が関心を寄せました。

 また、オンボーディング施策の構築においては、「情報を与える」「迎える」「導く」の3要素を軸に、研修や上司教育、風土づくりまで幅広い実践的提言がありました。最後には、施策成功の鍵として「組織全体の協働」と「トップの関与」の重要性が強調され、参加者からは多数の質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。

 例会後には懇親会も開催され、参加者同士の交流や情報交換が行われ、有意義なひとときとなりました。

人材開発研究会 第170回例会(6月5日)開催報告