3月18日(火)京都信用金庫QUESTIONにて、当協会副会長であり、株式会社SCREENホールディングス 取締役会長 垣内 永次 氏をお招きし、「レジリエンス経営について」をテーマにご講演いただきました。
講演の冒頭では、同社の存在意義である「人と技術をつなぎ、未来をひらく」という企業理念についてお話しいただきました。さらに、「思考展開」という考え方をもとに、社会の課題に対して自社の技術がどのように役立つかを考え、新しい事業や製品の創造と発展に挑み続けるという創業の精神についてもご解説いただきました。
その後、同社の創業から現在に至るまでの事業変革の軌跡、さらには垣内氏が直面された数々の危機的状況と、その際に下された経営判断について貴重なお話を伺いました。特に、企業が直面する「デスバレー(利益が低迷する時期)」をどのように乗り越えてきたのか、そして変革と挑戦を続けることの重要性についてのお話は、参加者にとって大変示唆に富むものでした。
講演の最後には、「情熱こそすべて」という垣内氏の座右の銘が紹介され、その力強いメッセージは参加者一同の心に深く刻まれました。
参加者からは、「経営の第一線で活躍される方のお話を直接聞くことができ、学びが多かった。」「仕事に対する考え方が改めて深まった。」といった声が寄せられ、学びある有意義な講演となりました。