12月13日(金)日新電機株式会社、日新電機アカデミーセンターにて、『芸術で切り開く未来~文化の都・京都で学ぶ~』をテーマに京都市立芸術大学 学長 赤松 玉女 氏にご講演いただきました。赤松氏は創立140年以上もの歴史ある京都市立芸術大学の初の女性学長であり、芸術家で多数の受賞歴もお持ちになられます。京都の歴史的な文化能力や芸術の基盤を使い、今の社会問題をクリエイティブに考えながら学ぶ重要性をお話しされました。昨今の社会問題を解決するために、芸術の資源をどのように最大限に活かしていき、さらに学長としての視点で、大学の課題等を見極め、それを京都の地域コミュニティとの十分なコミュニケーションを通じた新しいアイデアを意識することの大切さもお話しいただきました。芸術により、社会問題を何とかする構造を作り上げていくことに、参加者一同、意識を共有できました。京都が持つ経験を生かした一つのビジョンが、対象を超えた社会の一歩となりました。