2020年度 2月度会員定例会・講演会を開催しました
2月18日(木)、2月度の会員定例会を行いました。
本来ならば、ホテルの会場にてオンラインを交えてのハイブリッド方式にて開催する予定でありましたが、運悪く、年初よりのコロナ禍の第3波による緊急事態宣言下での開催となりましたので、定例会に先立ち実施予定であった第9回理事会は書面決議にするとともに、会員定例会は初めての完全オンライン方式にて実施いたしました。
会員定例会では、小畑会長の挨拶ののち協会の下半期の主な事業活動について、専務理事から説明・報告を行いました。
専務理事の報告に続いて、京都府 企画調整理事 大谷 学 氏より「生涯現役クリエイティブセンター事業について」と題して、来年度より本格的に稼働を開始する予定の「生涯現役活躍人材育成支援プロジェクト事業」について詳しく解説をいただきました。
これは、高齢者が年齢に関わりなく、その技術や能力をあらゆる分野で発揮できるよう、仕事や生活・健康増進に係る情報提供から相談・マッチング、産業界や大学等と連携した研修・活躍の場づくりまでトータルにコーディネートするセンターです。
講演会では、日本近代文学の研究者で小説家でもある武庫川女子大学 名誉教授 たつみ 都志 氏を講師に迎え「京都と谷崎潤一郎」と題してオンラインにてのご講演をいただきました。たつみ 都志 氏は、谷崎潤一郎研究家として有名な先生で、生涯で40回以上の引っ越しを繰り返し執筆した谷崎潤一郎の住まいと小説についての解説と共に、3人の妻とのかかわりや今回は生涯で3回の関りを持った京都との関係について、特に詳しく解説をしていただきました。
尚、ご講演いただきました内容につきましては、「たつみ都志の文学講座」というYoutubeチャネルに公開いただいておりますので、当日、お聞きになれなかった方は是非そちらをご覧下さい。
下記のURLから聴講することが可能です。
オンラインで挨拶をする会長
京都府 企画調整理事 大谷 学 氏
生涯現役クリエイティブセンター説明資料
武庫川女子大学 名誉教授 たつみ 都志 氏
オンラインでご挨拶されるたつみ先生と小畑会長